ゲッケイジュ (ローリエ)


雌雄異株(雄花と雌花を別の株につける植物)の常緑高木です。

日本には雌株が少なく、大半が挿し木で増やされた雄株だと言われています。

葉には芳香があり、乾燥させて香料として料理によく使われます。樹木に関心のない方でも「ローリエ(ローレル)」という名前で聞いたことがあるのではないでしょうか。

耐暑性があり、育成も旺盛なため、生け垣などにも適しています。

花が咲かない木も多いようで、ラベンダーパーク多可でも花が咲く木と咲かない木があります。咲いた花の特徴から雄株だと思われます。

 

Laurus nobilis

 

クスノキ科 / ゲッケイジュ属

 

常緑高木

 

開花時期/4月~5月

 

地中海沿岸

 

勝利・栄光・名誉

 

古代ギリシアでは太陽神アポロンの木とされ、ゲッケイジュの若枝を編んでつくる「月桂冠」を勝者や優秀な者に与えたことから、勝利の象徴とされています。

 

下部地図 円形花壇下部、多可香り工房前

【地図】

 

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