リンドウ/センブリ (秋咲きリンドウ科)


リンドウは秋の山野草の代表的なものです。本州・四国・九州に分布し、人里に近い野山や山地の明るい林床や草原に見られ、薬草としても知られています。

春に細い芽が伸びてきてササの葉に似た細い葉をつけ、茎は次第に立ち上がります。秋が過ぎた頃から先端に小さな蕾をのぞかせ、青紫色で5裂した筒状の花を数輪咲かせます。

また、センブリもリンドウ科で同じく秋ごろに開花しますが、こちらは二年草のため2年目にようやく花を咲かせます。名前の由来は「湯の中で千回振り出してもまだ苦みが残る」ことから来ていると言われています。

どちらもラベンダーパーク多可では自然に生えている野草ですが、ふれあい広場(聖獣の森)を散策する際に足元に咲く可愛い姿が見られるかもしれません。なかには、春咲きのリンドウもあります。

 

Gentiana scabra

(センブリは Swertia japonica)

 

リンドウ科 / リンドウ属

(センブリは リンドウ科 / センブリ属 )

 

多年草 / センブリは二年草

 

開花時期/10月~11月頃

 

本州・四国・九州

 

勝利・正義感・誠実

 

 

 

【場所】ふれあい広場(聖獣の森)

【地図】

 

花図鑑へ戻る

▶引用・参考サイト