シクラメン(原種)


冬の花壇や鉢植えでよく見かける園芸種のシクラメンと似ていますが、当園では原種のシクラメンについて説明していきます。

原種シクラメンは品種改良されていない野生のシクラメンです。

花は花弁が反転したような特徴的な形で、花色は赤やピンク、白などがあります。原種は園芸種のものと比べてやや小ぶりの花を咲かせます。

原種の一番特徴的な部分は、花茎がクルクル巻いていることです。(花茎が巻かないタイプの原種もあります)種子を運ぶアリに見つけてもらいやすくするためや、種の部分を花茎で巻いて保護することで種が熟してから地面にこぼすことが出来るためなどと言われています。

日当たりのよい半日陰を好む植物のため、ラベンダーパーク多可ではラベンダー畑を囲む森林の近くに植えています。少し見つけづらいかもしれません。

 

Cyclamen

 

サクラソウ科 / シクラメン属

 

多年草

 

開花時期/10月~3月頃

 

ヨーロッパ地中海沿岸地域

 

清純・内気・嫉妬

 

シクラメン(Cyclamen)という名前は、ギリシャ語の「円」や「螺旋」を意味する《kyklos(キクロス)》に由来します。

 

【場所】下部地図 ⑳北側木陰

【地図】

 

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